デジタル画像の物質性について : 素材の質感化の観点から
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概要
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私は造形活動において物質的な特性が,表現とどのような関わりを持つかについて研究している。表現と鑑賞は重要なテーマであるが,この研究は造形活動における表現と素材の関係を探るものである。デジタル技術を用いて生成した画像はこれまでの素材とは違った特色が感じられるが,これを素材として扱おうとする研究は試みられていない。本論の目的はデジタル画像を素材とし,これに物質性を持たせることにより操作可能にする方法を探ることである。「質感化」をキーワードに画像生成の手法を探り,その効果を高校生の表現を分析することにより検証した。生徒たちは画面に何らかの質感を持たせようとしていたことが推測された。
- 2012-03-25
著者
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