小・中学校のトイレ施設における心理・教育的支援を目的とした色彩設計の実践的研究--色度・色相・彩度から見るトイレの実態と児童・教職員によるトイレの色彩イメージ評価を通して
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概要
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本研究は、次の時代を担う児童・生徒たちの心理・教育的支援を目指す学校トイレの色彩設計の指針を具体的に示すことである。成長期にある児童・生徒の健康で安全な学校生活を支援するために、学校トイレの色彩環境を見直し、機能・情緒面の双方向から色彩の役割や心理的効果を活用した色彩設計の在り方にアプローチするものである。本報告は、本研究の第一報に位置付けるもので、研究手がかりを得るために、まず地域にある公立小・中学校のトイレ施設の色彩設計の実態を色度・色相・明度・彩度から整理し、実態の全容を把握する。そして、色彩の情緒面へのアプローチとして、「臭い」と色彩イメージ(印象)評価の関係性についてこれまでわかったことをまとめ、さらにユーザーである児童・教職員によるトイレの色彩環境イメージ評価の結果から見えてきたことを報告する。
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