幼児の道徳性を育む保育方法に関する一考察
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概要
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本研究の目的は、幼児期の子どもに道徳性を育む保育(教育)方法について考察することである。本稿では、まず、幼児期の子どもに育てたい道徳性についての整理を行った。次に、道徳性を育てる方法について、授業論の指導原則を援用しつつ考察した。最後に保育における道徳指導の事例から、子どもに道徳性を育むにあたっての具体的な働きかけ(支援)について考察した。これらの考察をとおして、幼児の道徳性を育むには幼児の生活経験に寄り添った多面的な直接的ではない指導が必要であるという示唆を得た。
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