2次元体積積分方程式解法における正方形要素積分の高速・高精度評価について(シミュレーション技術,一般)
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概要
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2次元体積積分方程式解法における連立1次方程式への離散化では方形要素(通常は正方形要素)上の積分が必要であり, Richmondの近似式が利用される.本論文ではこの積分を高速かつ高精度に評価する手法を提案する.はじめに,正方形要素上の積分点を2次元極座標系で表現することにより2重積分を1変数積分に変換する.このとき,整合点と積分点が存在する正方形要素の位置関係により1変数積分は3種類に場合分けされる.次に,この1変数積分を数値積分で評価する際において要求された精度を満足する標本点数を数値実験より決定する.
- 2011-09-29
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