キャリアセンス無線アクセスと送信電力制御を併用するコグニティブ無線システムにおける非同期環境の設計(一般,無線分散ネットワーク,一般)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
コグニティブ無線は周辺の無線環境を認知し,空き周波数資源と判断した場合,既存システムヘ与干渉を与えることなく周波数資源の利用を試みる技術である.コグニティブ無線の一つとして,キャリアセンスによりセンシング可能な既存システムに対しては時間分割のアクセスプロトコルを構築,検出不全の既存システムに対しては送信電力を制御し,許容与干渉以下に抑えるようにするシステムが検討されている.本稿では,キャリアセンス無線アクセスと送信電力制御を併用するシステムにおいて,システム間での非同期環境での設計をした.非同期環境では,通信中での割り込みや,部分検出によるキャリアセンス不全によって,システム間の衝突が深刻になる.本稿では,非同期環境において,プライマリシステムとの衝突確率を一定に保ち,セカンダリシステムの伝送容量を拡大する,各種制御の設計を解析的に進めた.
2011-10-19

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク