日本橋の近代建築案内
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概要
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日本橋地区は徳川時代の江戸の中心であったが、ここにはまた多くの近代建築の傑作がある。本稿は、明治・大正・昭和初期(19世紀末から20世紀初頭)に焦点を絞り、主だった建築物の理解のための案内となることを意図したものである。建築鑑賞の基本として、様式や構造、土地性と関わりについて解説した後、辰野金吾設計の日銀本店本館(1896年)や、アメリカの設計事務所トローブリッジ・アンド・リヴィングストンによる三井本館(1929年)など、10件の建築物とそれらの建築家たちについて紹介する。
- 日本橋学館大学の論文
- 2008-03-31
著者
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