消費者信用市場における総量規制の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
2010年6月より導入された消費信用市場における総量規制の影響について、定量的な分析を行う。 個人の借入総額を原則として年収等の3分の1までに制限する総量規制は、導入されて1年以上が経過し、多重債務問題を抜本的に解決するという目的に貢献できているかどうか、判断する材料が強く求められている。 本研究においては、総量規制導入前後の長期的なデータに基づき、総量規制の影響について分析する。総量規制によって多重債務者の増加が抑制できるのであれば、規制導入後の延滞率などにも、その様子が現れているはずである。現状で入手可能な限りの長期間のデータを用いて、総量規制の導入前後における延滞率などの推移から、総量規制が多重債務者の減少に寄与しうるのかを議論をしていく。
- 2012-03-01
著者
関連論文
- 消費者信用市場における総量規制の影響
- 介護サービス事業における情報マネジメントとICT導入の試み
- 総量規制の影響に関する実証分析
- 介護サービス事業における情報マネジメントとICT導入の試み
- 総量規制の影響に関する実証分析 : 追加データによる検証