高等学校における特別支援教育に対する教員の意識と関心について
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概要
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本研究では、高校における特別支援教育に対する教員の意識と関心を把握するため、宮城県内の2つの公立高校を対象に質問紙調査を実施した。86名の回答を有効回答とし、特別支援教育の導入及び特別支援教育コーディネーターの活用に対する意識と特別支援教育への関心事項について回答を求め分析を行った。その結果、特別支援教育の必要性を感じる教員は全体の74.4%、特別支援教育コーディネーターの活用を希望する教員は全体の43.4%であった。また、最も関心の高い事項は指導方法に関するものであり、将来につながる連携方法などへの関心は低かった。しかし、これらの教員の意識は、特別支援教育に関する研修や勤務校などの条件によって変化し、研修などを活用することによって教員の関心が高まることが示された。
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