漢字音における後位モーラの独立性について : 仏教声楽譜から見た日本語の音節構造の推移(<特集>日本語音韻史の新展開)
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概要
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This paper describes a change in the degree of the independence of the postpositional mora by taking notice of the position of kana in the scores of shomyo, Japanese Buddhist chants. An investigation into the scores of the Nanzan-shin School, the Soo-in School and the Tendai School revealed that the postpositional mora acquired its independence as a unit of syllabication during the Medieval Japanese and Early Modern Japanese periods.
- 日本音声学会の論文
- 2004-08-31
著者
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