課題に着目する機敏なソリューション策定手法(<特集>プロジェクトの計画と評価)
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概要
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プロジェクトマネジメントの重要性はIT業界において広く認識され成熟度水準も高くなっている.実際,プロジェクト現場で活躍する多くのプロジェクトマネージャにとって,PMBOKを基礎とするモダン・プロジェクトマネジメントは一般的な知識として浸透しており,PMI認定プロジェクトマネージャ(PMP)も年々増加している.また,企業レベルのプロジェクトマネジメントの定着にも発展がみられ,プロジェクトマネージャの研修や育成モデルについて多くの議論がなされている.一方で,ITプロジェクト環境はますます複雑になっておりプロジェクト計画がより重みを持ち,戦略的,かつ迅速な策定が必要とされている.自身のプロジェクトの成功のために,プロジェクトマネージャに求められる能力のひとつとして,機敏なプロジェクト計画策定がある.本稿では,ITソリューションやITプロジェクトのリスク解消に繋がるビジネス課題やプロジェクト課題に着目した機敏なプロジェクト計画策定手法についての提案と以下の領域への適用を考察する.1.QCDに着目したプロジェクト・リカバリーマネジメント,2.ステークホルダー・マネジメント,3.ビジネスプロセス・マネジメント
- 2011-06-15
著者
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