チタン酸マグネシウム固溶ニオブ酸カリウムセラミックスの特性(材料デバイスサマーミーティング)
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概要
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本研究では、ニオブ酸カリウム(KNbO_3;KN)セラミックスの問題点である潮解性、焼結性を改善するために、カリウム(K)リッチな非化学量論組成のKN原料にチタン酸マグネシウム(MgTiO_3)を固溶させたニオブ酸カリウム(KN)ベースセラミックスの作製を試みた。原料をKリッチとし、MgTiO_3を固溶させることで焼結性が向上し、潮解性を抑制することができた。相対密度95%以上の試料に対して、分極処理を施し、共振特性を評価したところ、共振が観察され、圧電性が確認された。さらに、0.995K_<1.015>NbO_3+0.005 MgTiO_3の組成において分極条件を変更したところ、分極温度130℃、電界2.7kv/mmで分極した試料で、共振時の位相のピークθ_<max>m=66°、k_p=0.182が得られた。
- 2011-06-23
著者
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