ニオブ酸カリウム/チタン酸バリウム複合材料の開発(薄膜プロセス・材料,一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では、ニオブ酸カリウム(KN)セラミックスの問題点である耐水性と焼結性の改善を目指し、チタン酸バリウム(BT)との複合化を試みた。その結果、KNとBTが相互に固溶した固溶複合体となることで耐水性の改善、焼結性の向上が確認できた。しかし、十分な密度を得られなかったことから、更に2つの手法を試みた。1つめはKN粉末の粒径を小さくするためのKN仮焼温度の変更であり、2つめは、K-richなK_<1.005>NbO_3(K <1.005>N)を母材に用いた複合体の作製である。仮焼温度を1000℃から800℃に変更した場合、最終的な相互固溶量及び密度の減少が見られた。K_<1.005>Nを用いた場合、KNに比べ焼結性は向上したが、十分な密度を得ることはできなかった。しかし、作製条件により特性を制御、向上できる可能性が見出された。
- 2010-10-21
著者
関連論文
- 一方向凝固法によるタンタル酸カリウム単結晶の育成(薄膜プロセス・材料,一般)
- ニオブ酸カリウム/チタン酸バリウム複合材料の開発(薄膜プロセス・材料,一般)
- チタン酸マグネシウム固溶ニオブ酸カリウムセラミックスの特性(材料デバイスサマーミーティング)
- チタン酸マグネシウム固溶ニオブ酸カリウムセラミックスの特性(材料デバイスサマーミーティング)
- チタン酸マグネシウム固溶ニオブ酸カリウムセラミックスの特性(材料デバイスサマーミーティング)
- バイモルフ複合体アクチュエータ(酸化物,酸化物エレクトロニクス,一般)
- バイモルフ複合体アクチュエータ(酸化物,酸化物エレクトロニクス,一般)
- バイモルフ複合体アクチュエータ(酸化物,酸化物エレクトロニクス,一般)
- バイモルフ複合体アクチュエータ