離島における国際理解教育 : 長崎県対馬市立今里・鶏知中学校の事例
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概要
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長崎県対馬市は、九州と朝鮮半島とを画する海峡の中央部に位置する典型的な離島にある。同市では、日韓交流を主眼とした「国際交流教育」という名称の国際理解教育が進められている。今回その実践事例として取り上げた同市立今里中学校と同難知中学校における国際交流教育の内容は、国際理解教育の全国的な実践動向の中では、必ずしも主流の位置を占めている訳ではない。しかし、離島対馬における身近な地域の生活に立脚した国際理解教育は、当地で育つことへのアイデンティティの形成に大きな意義を有するものになっている。
- 2010-09-30
著者
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