小・中学校社会科教育における観光資料の利用の試み : 京都府内の観光パンフレットに関する分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
自治体等で作成・配布されている観光パンフレットに注目し、主に小学校中学年における社会科の地域学習用として利用できる状況にあるかどうかについて検討した。分析に当たっては、対象を京都府内において2007年3〜4月段階で配布された57種とし、観点を観光パンフレットに掲載されている内容と使用環境の両面に設定した。小学校の社会科教育において京都府内の観光パンフレットを活用することを想定した場合、内容面での充実の程度や資料提示の多彩さなどから有用性が高いこと、使用環境面として児童全員への入手には実現可能性が低いことなどが判明した。利用に当たっては、利用者側の指導視点の持ち方、入手への工夫などが求められることになる。
著者
関連論文
- 小・中学校社会科教育における観光資料の利用の試み : 京都府内の観光パンフレットに関する分析
- 地域調査の入門期指導に関する研究(その2) : 小学校社会科副読本に掲載された先人の事績の分析
- 新科目「教職総合演習」における指導の方向(その1) : -発表への相互評価を基にした考察-
- 社会科「教科教育法」における授業改善の試み(その3):教材研究としての地域調査
- 社会科「教科教育法」におかる授業改善の試み(その2) :学生の主体的な活動を重視した地域調査
- 社会科「教科教育法」における授業改善の試み(その1) : 社会科総論での「疑似ポスタ-セッション」の実践
- 離島地域の中学校における地域学習の現状(その2) : 沖縄県与那国町を事例として
- 離島における国際理解教育 : 長崎県対馬市立今里・鶏知中学校の事例
- 離島地域の中学校における地域学習の現状 : 長崎県対馬市を事例として
- 地域調査の入門期指導に関する研究 : 小学校社会科副読本に掲載された写真の分析
- 地震津波に備えた学校防災教育 : 和歌山県広川町の事例