ユーザのコンテンツ嗜好性を考慮したFreenet型P2Pネットワーク(一般,高度プロトコル・ネットワーキング技術(IP及び高位レイヤルーチング・フィルタリング,マルチキャスト,品質・経路制御,IPNWの利用技術(P2P,P4P,オーバレイ,SIP,NGN),ネットワークシステム関連技術(システム構成法,インタフェース,アーキテクチャ,ハードウェア・ソフトウェア・ミドルウェア),一般)

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概要

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GnutellaやFreenetに代表されるUnstructured型P2Pは検索効率の低さが問題となっている.その効率改善手法の一つとして,ユーザのコンテンツへの嗜好を考慮し,検索クエリの送信先を決定するセマンティックP2P技術の研究がなされている.しかし,既存の検索手法ではフラッディングを用いているため,多量のクエリ送信によるトラヒック量の増加が問題である.一方,Freenetでは深さ優先探索が利用されており,Floodingと比較してクエリ数が低減できる.しかし,Freenetは嗜好情報を考慮しておらず,検索効率向上の余地がある.本稿ではFreenetを応用した,深さ優先探索を用いるUnstrutured型のセマンティックP2Pを提案し,その有効性を検証する.
2011-05-12

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