鋤鼻系と性ステロイド
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概要
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発達中の鋤鼻系、さらに成熟した鋤鼻系が性ステロイドホルモンの影響を受けていることは以前から知られているが、その細胞生物学的基盤については不明な点が多い。そこで我々は、鋤鼻系が高度に発達している齧歯類のラットを研究対象として、まず、鋤鼻系の末梢器官であり、化学受容器として知られる鋤鼻器における性ステロイド代謝酵素および性ステロイドそれ自体、さらに性ステロイド受容体の局在について研究を進めている。本総説では、我々の研究成果を紹介しつつ、鋤鼻系における性ステロイドの作用機序について考察する。
著者
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高見 茂
杏林大・院・保健:杏林大・保健・解剖学・分子生物学
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高見 茂
杏林大学保健学部解剖学教室
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高見 茂
杏林大・保健・解剖・細胞生物
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堀江 沙和
杏林大・院保健:杏林大・保健・解剖学・細胞生物学
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堀江 沙和
岩手医科大学・医歯薬総合研究所・腫瘍生物学研究部門
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高見 茂
酒井電子顕微鏡応用研究所
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