周手術期看護実習における低い自尊感情の学生への実習指導
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概要
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我々が周手術期看護実習において学生のself-esteem 自尊感情(以下SE)と実習評価との関連について調査したところ、SEの低い学生は実習評価が低く、対人関係が良好に保てないことからnursing process看護過程の展開が困難になっていた。そこで今回、平成8年度の3回生を対象に、実習前にSEを測定し、SEの低い学生に対しては、1.実習1週目以降に手術予定の患者を受け持たす2.複数の患者を受け持たさない3.学生と受け持ち患者との信頼関係の形成と、早期から患者の理解に重点をおいた実習指導を行うこととした。実施期間は1996年4月から12月である。その結果、SEの低い学生17名中、実習後にSEの低下した学生は3名で、今までの研究結果の半数であった。さらに、SEの低い学生は、他の学生のSEや実習評価に影響を及ぼしている可能性が示唆された。
- 藍野大学の論文
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