学生のタイプA型行動パターンとバーンアウトおよび自我状態、SCL-6との関連
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概要
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タイプA型行動パターンは、米国の心臓医フリードマンらによって提唱され、虚血性心疾患の危険因子として注目を浴びてきた。上記、行動パターンについての研究は、勤労者を対象に行われてきたものが多く、学生を対象にした調査は少ない。また、近年タイプA型行動パターンが、幼児期に出現し、継続することが明らかになった。そこで、女子看護学生のタイプA型行動パターンの実状を把握することは、後年の虚血性心疾患の発生の予測、あるいは予防に貢献できると考えられ、調査を実施した。 本研究では、タイプA型行動パターンとバーンアウト、自我状態、ストレス度およびQOLとの関連を見るために、質問紙を使用して調査した。その結果、タイプA型行動者の性格傾向は自己抑制的で、ストレスを溜めやすく、バーンアウト状況に陥りやすいことが明らかとなり、今後の学生生活の改善が必要だと思われた。
- 藍野大学の論文
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