難症と思われる下顎前突の1症例
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概要
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下顎前突は,Graberにより民族的特徴として挙げられる程日本人には出現頻度の高い不正咬合である。下顎前突には,矯正治療により容易に短期間で治療し得る軽症のものから,観血的手術によらなければ治療の不可能な重症のものまで種々存在する。ここに報告する症例は,非常に難症と思われる下顎前突であったが,矯正治療により咬合関係を改善することができたので,これについて考察を加えてみたい。
- 北海道矯正歯科学会の論文
- 1967-10-01