FPGA/SoCにおける高フレキシブルRTOSタスクトレーサIP(ディペンダブルコンピューティングシステム及び一般)

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概要

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近年,FPGA/SoCにおいてマルチコアプロセもッサによるRTOS利用が進められており,中でもタスクトレースはデッドロックやリアルタイム性の確認に不可欠である.しかし,従来のトレース方法は,OSへのソフトウェア的なフック処理の追加やICE等の専用ハードウェアによるため,常時リアルタイム監視には不向きである.そこで我々は,FPGA/SoCの汎用バスを監視し,タスク遷移を抽出してリアルタイムに取得できるトレーサIPを開発した.本IPはタップとマスタで構成され,コア数に対する拡張性とトレース情報を送信する通信I/Fの選択性が向上している.また,トレース情報の差分化と可変長化による圧縮が可能である.TOPPERSカーネルでTCBアクセスを実トレースした結果,通信量を46.2%削減できることを確認した.
2011-04-05

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