無線LANアクセスポイントにおけるフロー特性を考慮したスリープ制御(ネットワークプロセッサ,通信のための信号処理,無線LAN/PAN,一般)
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概要
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IEEE 802.11準拠のアクセスポイントの省電力化を目的としたRadio-On-Demand Networks(ROD)が提案されている.RODのスリープ状態は,特に家庭用の無線LANの消費電力を著しく抑えることができる反面,端末からの通信要求を受けてから通信開始までの間に待ち時間が発生するという課題がある.本稿では,通信トラフィックをWebアクセスやP2P通信などの各アプリケーションに対応するフローの単位に識別し,フローのトラフィック特性を考慮し次のフローの到達を予測することによりスリープするか否かの判断を行う自動スリープ制御方式を提案する.シミュレーションにおいて省電力効果と待ち時間を評価し,その効果を実証した.
- 2011-02-24
著者
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伊藤 哲也
NEC通信システムNCOSラボラトリ
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飯塚 宏之
NEC通信システムNCOSラボラトリ
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阪田 史郎
千葉大学 融合科学研究科
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小室 信喜
千葉大学工学部
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阪田 史郎
日本電気株式会社研究所
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阪田 史郎
千葉大学大学院
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吉村 紘一
NEC通信システムNCOSラボラトリ
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飯塚 宏之
Nec通信システム株式会社ncosラボラトリ
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伊藤 哲也
名古屋記念病院薬剤部
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伊藤 哲也
関西大学工学部
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香川 翔一
千葉大学工学部
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小室 信喜
千葉大学大学院
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伊藤 哲也
日本電気通信システム株式会社
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伊藤 哲也
NEC通信システム
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