ステレオ視と超音波距離センサを用いた視覚障害者のための周辺状況認知の検討(聴覚と福祉情報工学,一般)
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概要
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今日,視覚障害者の行動支援について多くの研究がなされており,超音波などを使って前方の障害物を検出することが可能になってきている.しかしながら,プラットホーム端や下り階段など,足場が不連続に欠落するような場合は非常に危険であるにもかかわらず,これまであまり検討がなされていない.事実,これまでに,視覚障害者がプラットホームから線路へ転落して死亡するといった事故が数多く起きている.本研究は,プラットホーム端や下り階段などからの視覚障害者の落下事故防止を目的としている.本稿では,複数の超音波距離センサを組合せた距離計測結果とステレオ視による距離計測結果について報告する.また,ステレオ視と超音波距離センサを組合せた視覚障害者のための周辺状況認知について議論する.
- 2011-02-11
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