Direct Tunnelの適用に伴うコアネットワーク制御に関する一検討(モバイルNW)
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概要
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昨今スマートフォンの普及によりネットワークが扱うトラヒック量は爆発的に増加し,通信事業者のネットワーク設備を圧迫している現状がある.ネットワーク全体のトラヒック量を削減する方法としては,データのキャッシュ・圧縮・オフロードなど幾つかが存在する.データオフロードは無線ベアラの変更やその他の方法により,パケット転送ルートを変更するなどして,通過するネットワーク装置を削減することが目的である.データオフロードの中でもコアネットワーク部分に着目した機能としてDirect Tunnel方式が3GPPで標準化されており,コアネットワーク内のトラヒック削減技術として有効と考えられている.しかしながら,スマートフォン通信の特徴的な動作に起因して,これを適用する際には幾つかの課題が考えられる.本稿ではその課題の中でも特にPreservation時の処理負荷増について考察し,対策案について検討する.
- 2011-02-24
著者
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