トラヒックオフロードの適用に伴うコアネットワーク・無線の負荷軽減に関する考察(モバイルNW)
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概要
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近年のスマートフォン等の普及スピードの増加により,モバイルキャリアネットワークを通過するトラヒック量は大きく増加しているため,設備投資の効率化やトラヒック削減が求められている.この代表的な施策の一つとしてトラヒックオフロードという技術が存在する.オフロードは様々な方式が提案されているが,モバイルネットワークに適用することを考慮した場合,モビリティへの対応に関して課題が生じる場合がある.本稿では提案された各方式について適用する上での課題を抽出し,コアネットワークへの適用についてはモビリティへの対応も含め比較し,3gppで標準化されたDirect Tunnelを適用案とする.その際に実際のネットワークに適用する場合の課題についてパス監視といった負荷の面について検討を行い,RNCに大きな影響を与えずコアネットワークで吸収する方式について考察する.
- 2011-02-24
著者
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立木 将人
(株)ntt ドコモ ネットワーク開発部
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小室 貴史
株式会社NTTドコモ
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立木 将人
株式会社nttドコモネットワーク開発部
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小室 貴史
株式会社nttドコモネットワーク開発部
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及川 康之
株式会社NTTドコモネットワーク開発部
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