日本語事実性解析課題の経験的分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
事実性とは,文中のある事象が実際に起こったことなのか,あるいは起こる可能性を述べただけなのか,に関する情報である.このような事実性の解析は,情報抽出や含意関係認識などに有用であるが,内在する問題の分析・整理が不十分であり,いまだ十分な解析性能は実現されていない.本稿では,高度な日本語事実性解析器の実現に向けて,事実性に影響を与える手がかりとなる表現に着目し,それら語彙知識の組み合わせによって,どの程度の事実性解析課題を解決できるのかを分析した.具体的には,事象の成立に影響を与える表現を手がかりとして,事実性の解析を行うSauri (2008) の解析モデルをもとに,日本語事実性解析器を構築した.そして,構築した解析器をウェブ上の数千文に対して適用し,誤り分析を行った.
- 2011-11-14
著者
関連論文
- ポッドキャストを対象とした類似エピソード検索手法(学生セッション I)
- 競合事物間における比較関係認識
- 競合事物間における比較関係認識
- 文間の弱い対立関係の認識
- 文間関係認識のための局所構造アライメント
- 文間関係認識のための局所構造アライメント
- 文間関係認識のための局所構造アライメント
- 文間関係認識のための局所構造アライメント
- ポッドキャストを対象とした類似エピソード検索手法(学生セッション I)
- ウェブニュースを利用した雑談対話システム
- 日本語事実性解析課題の経験的分析
- 日本語事実性解析課題の経験的分析
- 文間関係認識に基づく賛成・反対意見の俯瞰
- マイクロブログユーザからの現地被災者抽出の技術的支援
- Twitterにおける誤情報の拡散収束過程の可視化
- 誤差逆伝播を利用した重み付き仮説推論の教師あり学習
- 述部機能表現に対する意味ラベル付与
- 述部機能表現に対する意味ラベル付与
- A*探索に基づく仮説推論の効率化