複数のRFIDを用いた人の状態検出
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年,多くの特別養護老人ホームや病院では事故の防止や早期発見のために 24 時間体制で巡回をしているが,事故の発見の遅れや過度の負担によるヒューマンエラーなどの問題が指摘されている.この問題に対して,人の状態認識技術を用いて支援する研究がなされているが,介護施設などの公共の場において状態認識システムはプライバシー等について施設利用者に配慮する必要がある.そこで,公共の場で使用するためのプライバシーに配慮した人の状態検出手法として,パッシブ型 RFID を用いた人の行動や位置を検出する手法を提案する.タグを衣服に複数設置しこれらのタグを読み取ることで,読み取り結果から着用者の状態を検出する.この手法を実際に行なってみたところ,立つ,寝る,座るといった行動について認識することに成功し,位置についても検出することに成功した.
- 2011-11-17
著者
関連論文
- 情報系複合領域アカデミック・ロードマップ
- 三面図上の寸法・属性情報の3次元変換
- 図面からの形状特徴の認識
- サービス要求モデルに基づく電力消費最適化手法の提案
- 複数のRFIDを用いた人の状態検出
- 集約バスケットからの相関関係マイニング(データマイニング,データ工学と情報マネジメント論文)
- 利用者単位の消費電力量測定手法と家庭における節電指標の提案
- RK-006 動画配信システムにおける視聴者フィードバックによるインデックス生成法(教育工学(5),K分野:教育工学・福祉工学・マルチメディア応用)
- F-030 Twitterの実況書き込みを利用したスポーツ番組のイベント抽出(知識発見,F分野:人工知能・ゲーム)
- RE-001 音楽的特徴に基づくメドレー曲の自動生成手法(音楽情報科学(2),E分野:自然言語・音声・音楽)
- RK-002 サービスインタフェースモデルに基づいた利用者単位の消費電力測定手法の提案(サイバーワールド(1),K分野:教育工学・福祉工学・マルチメディア応用)