マルサスの現状分析について : 『経済学原理』初版出版後の資料を中心にして

スポンサーリンク

概要

• 論文の詳細を見る

• 論説(Article)マルサスは1820年に『経済学原理』初版を出版し、当時のイギリスの経済状態についての分析を行った。本稿では、『経済学原理』初版が出版されて以降の資料、すなわちクォータリー・レビューの論文、議会の委員会での証言、そしてマルサスの死後の1836年に出版された『原理』第2版、を検討することによって、マルサスの経済分析の特徴が検討される。Malthus published the 1st edition of the Principles of Political Economy in 1820 and analyzed the economic conditions of England. In this paper, I consider the documents after the publication of the 1st edition of the Principles of Political Economy, namely, the articles in The Quarterly Review, the Measure of Value, the evidence in the committee of the House of Commons, and the 2nd edition of the Principles of Political Economy posthumously published in 1836, and explain the features of his economic analysis.

著者

• 横山 照樹

  同志社大学経済学部

関連論文

• マルサス『経済学原理』初版における現状分析について
• マルサス地代論の展開 : 『地代論』と『原理』第3章の第6節以降を中心にして
• マルサス自然地代論の考察 (小森瞭一教授古稀記念論文集)
• アダム・スミスの経済発展論-「国富論」第3・4篇を中心にして-
• 1800年前後の穀物法論争
• アンダーソンとマルサス-農業保護論の一系譜-
• マルサス『人口論』における農業保護論の検討-初版から第3版までを中心として-
• マルサスの現状分析について : 『経済学原理』初版出版後の資料を中心にして

スポンサーリンク