ソフトウェアプロダクトライン開発の導入時におけるQFDの活用
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概要
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多くの分野の組込みシステムが様々なニーズに対応するため多品種化されている.一方で,開発コスト削減,開発期間の短縮,信頼性向上などへの要求はますます強くなっている.これらの要求に対応するために,組込みソフトウェア開発に対して様々な施策が講じられているが,近年高い注目を集める再利用パラダイムに Software Product Line Engineering (SPLE) がある.日立グループ内でも SPLE によってソフトウェア開発において成果が挙がっている.SPLE は開発上流から下流までの様々な技術を包括した概念であることから,SPLE の導入にあたって適用する技術の選定には SPLE を実践した者の経験やノウハウを要していた.本稿では,日立グループの SPLE に対する知見の集合と言える SPLE ガイドラインと,世界的に広く用いられている品質機能展開 (QFD) を組み合わせて,SPLE 技術の導入手順を決定する方法と事例を示す.本方法を用いることで,SPLE を効果的に導入できる.
- 2011-10-25
著者
-
小川 秀人
(株)日立製作所システム開発研究所
-
小川 秀人
株式会社日立製作所中央研究所
-
近久 真章
株式会社日立製作所研究開発本部デジタルアプライアンス研究センタ
-
吉田 愛
株式会社日立製作所横浜研究所
-
大原 貴都
株式会社日立製作所横浜研究所
-
近久 真章
株式会社日立製作所横浜研究所
-
大原 貴都
株式会社日立製作所 横浜研究所
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