手術アプローチに工夫を要した頭蓋頚椎移行部脊索腫の2症例
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概要
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頭蓋頚椎移行部脊索腫の手術は頭蓋底外科の総合力が要求される.われわれはアプローチ方法を十分に検討し,満足できる切除をしえた2症例を経験した.症例1は斜台中部-C_1レベルの高さに位置し,左右への広がりが少ない腫瘍であり,前方からのアプローチを選択し,病変部の高さからLe Fort I型のtransmaxillar approachを採用した.症例2は斜台中部-C_2レベルの高さに位置し,外側への強い進展がみられる腫瘍で,後側方からのVA transpositionとC_1 condyleの完全摘出を伴うextreme lateral transcondylar approach+後頭骨-上位頚椎固定を施行した.本疾患では,腫瘍の部位や骨破壊などの所見から症例ごとに手術アプローチを検討する必要があると考える.
- 2011-05-20
著者
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河野 道宏
東京警察病院脳神経外科・脳卒中センター
-
三輪 博志
東京警察病院脳神経外科・脳卒中センター
-
阿部 肇
東京警察病院脳神経外科・脳卒中センター
-
寺西 裕
東京警察病院脳神経外科・脳卒中センター
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野村 征司
東京警察病院脳神経外科・脳卒中センター
-
降旗 真理子
東京警察病院脳神経外科・脳卒中センター
-
金中 直輔
東京警察病院脳神経外科・脳卒中センター
-
楚良 繁雄
東京警察病院脳神経外科・脳卒中センター
-
佐藤 博明
東京警察病院脳神経外科・脳卒中センター
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阿部 肇
東京警察病院 脳神経外科・脳卒中センター
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楚良 繁雄
東京警察病院 脳神経外科・脳卒中センター
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佐藤 博明
東京警察病院 脳神経外科・脳卒中センター
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河野 道宏
東京警察病院 脳神経外科・脳卒中センター
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寺西 裕
東京警察病院 脳神経外科・脳卒中センター
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野村 征司
東京警察病院 脳神経外科・脳卒中センター
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金中 直輔
東京警察病院 脳神経外科・脳卒中センター
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楚良 繁雄
東京警察病院
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