古事記の歌の構成 : 仁徳と石之日売の歌をめぐって
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概要
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本稿では、『古事記』下巻仁徳(オホサザキ)代に記される大后石之日売(イハノヒメ)の遁走をめぐる段について、そこに収載された歌七首の解釈を中心に、『古事記』は歌をどのように構成しているか、また、歌と歌、歌と散文の表現をどのように関わらせているかを分析し、歌を含む譚における『古事記』の叙述方法を考察する。
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