小児科領域における研究と治療の進歩(7)食物アレルギー
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概要
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食物アレルギーは、近年増加傾向にあるとされている。しかしながら、本邦で注目されるようになったのは約30年前からで、アレルギー疾患の中でも気管支喘息などに比べると診断や治療の面では立ち遅れているのが現状である。かつては除去食療法が中心であった治療は、ここ数年の間で経口免疫療法が治療の一選択として加えられるようになり話題となっている。本稿では食物アレルギーの診断や治療における現状と経口免疫療法(経口耐性誘導療法)について解説する。
- 2011-06-25
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