単一組織におけるwindowing approachによる工数見積もりモデルの有効性評価
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概要
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工数見積もりモデルの構築において,直近の開発終了プロジェクトのみを訓練に用いる windowing が有効であると考えられている.実証的に,過去の研究では ISBSG R10 データを用いて windowing approach の有効性が考察されている.しかしながら,この研究では単一の組織のデータセットを用いた検証が行われていない.本研究では,単一の組織でのデータセットにおける windowing approach の有用性及び過去の研究結果の一般性について調査を行った.この調査では CSC と Maxwell の 2 つのデータセットを用意し,過去の研究と同様の方法により実験を行った.調査の結果,windowing approach による予測性能の改善が単一の組織のデータセットにおいても見られた.この結果は実際的な状況下での windowing approach の有効性の理解に貢献すると考えられる.
- 2011-07-14
著者
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