線形回帰モデルに基づく工数見積もり手法による予測区間推定の性能比較(開発プロセス)
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概要
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ソフトウェア開発において必要となる工数を正確に見積もることは開発プロジェクトの成否を大きく左右する.開発プロジェクトには不確実性が伴うため,見積もりではこの不確実性を予測区間によって表現することが有用であると指摘されている.一方,工数見積もりモデルの研究では一点見積もりの精度が重視され,予測区間の見積もり精度が評価されることは稀である.本研究では,複数の回帰モデルに基づく工数見積もりモデルについて予測区間の見積もり性能を比較評価した.その結果,工数に仮定する確率分布の違いが予測区間の見積もり性能に影響することが確認できた.また,一点見積もりの性能と区間推定の性能との間に関連性があるとはいえないことを確認した.
- 2008-09-19
著者
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