都市キャノピーにおける温位・CO_2・H_2Oの鉛直分布と拡散係数(乱流熱物質拡散・伝達(2),一般講演)
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概要
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This paper shows the seasonality of vertical profile of air temperature, CO_2, and H_2O within and above a suburban canopy and the turbulent diffusivity of the scalars. The results were derived from field measurements of the vertical profiles and fluxes, which were conducted in a residential area (the mean height of canopy is 7.3m) of Tokyo, Japan. The normalized turbulent diffusivity of air temperature and CO_2 depended on height and atmospheric stability, which is similar to that for vegetated canopies. In contrast, turbulent diffusivity of H_2O was relatively smaller than that of heat and CO_2. H_2O is not efficiently transferred probably because the source of H_2O is localized at the lowest level of urban canopy.
- 日本流体力学会の論文
- 2007-08-06
著者
-
神田 学
東工大
-
神田 学
東京工業大学大学院理工学研究科
-
神田 学
東京工業大学理工学研究科国際開発工学専攻
-
森泉 孝信
東京工業大学大学院理工学研究科
-
神田 学
東京工業大学大学院
-
神田 学
東京工業大学国際開発工学専攻
-
神田 学
東工大院
-
森泉 孝信
東工大院
-
森脇 亮
東工大院
-
森 脇亮
愛媛大学
-
森脇 亮
愛媛大
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