早期英語教育が中等学校英語教育に及ぼす影響について調査研究(第三次調査)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
第三次調査では、日本型早期英語教育経験の有無による学習者要因と言語スキルに係わる比較分析を行い、早期英語教育の中長期的な教育効果の検証を行った。そのために、高校2年12月時点における英語学習実態調査のデータを多変量解析にかけ、二群間の有意差を確認した。 その結果、異文化志向因子やクリエイティブ・ライティング等の表現活動にかかわる学習因子において、二群間の有意差が顕著に現れることが判明した。また、第二次調査(2009)において、英語学習成績に対しマイナスの要因として有意に影響を及ぼしていた言語能力肯定因子がプラス方向へ変位したことが確認できた。 さらに、本研究報告書では、第一次・二次・三次調査研究の成果を通観し、早期英語教育の影響を受け形成された学習因子と英語学習成績の因果関係を明示し、日本型早期英語教育の中長期的な教育効果についてとりまとめる。
著者
関連論文
- 早期英語教育が中等学校英語教育に及ぼす影響についての調査研究(第二次調査)
- 早期英語教育が中等学校英語教育に及ぼす影響についての調査研究(第一次調査)
- 早期英語教育が中等学校英語教育に及ぼす影響について調査研究(第三次調査)
- スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクールにおける学習因子の形成と変容に関する調査研究
- 早期英語教育が中等学校英語教育に及ぼす影響についての調査研究(第四次調査)
- 早期英語教育が中等学校英語教育に及ぼす影響についての調査研究(小学校外国語活動及び中学校1年生の英語学習に関わる実態調査分析)
- 早期英語教育が中等学校英語教育に及ぼす影響についての調査研究 : 小学校外国語活動及び中学校1年生の英語学習に関わる実態調査分析
- 早期英語教育が中等学校英語教育に及ぼす影響についての調査研究 : 小学校外国語活動及び中学校1年生英語学習のモデルの構築と検証