21世紀の教科教育学を考える(日本教科教育学会第32回全国大会(大阪大会))
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概要
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「教科教育学という学問領域は存在しない。研究のレベルが低い」という批判かおる。こうした批判はこれまでにも陰に陽にあったが,今日に至ってまたも繰り返されたということに衝撃を受けた。この機会に,改めて教科教育学のおり方を反省し,これからの教科教育研究のあり方を考えてみたい。本稿では,次の6点について私見を述べる。1.「教科教育学」のとらえ方,2.歴史・社会とのかかわりの自覚を,3.基礎論的な研究に立って,4.教科専門諸科学とのかかわり,5.実践的,実証的研究を,6.教師教育と教科教育学
- 日本教科教育学会の論文
- 2007-03-20
著者
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- 日本教科教育学会編, 『新しい教育課程の創造-教科学習と総合的学習の構造化-』, 2001年4月14日, 教育出版刊, A5判, 213ページ, 本体価格2,400円, 消費税120円