教科課程を問い直す(日本教科教育学会第30回全国大会(山口大会))
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概要
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教科課程を問い直す場合,「教科」を「教科外〔教育〕課程」との関係であらためて考え,問い直しの観点を,子どもの生活から遊離している点,専門の学問分野から乖離している点,現代的・今日的諸課題に体系的に接続しない点,受験教育に偏向している点などにおく。教育課程レベルでなく教科内容レベルで変えることをまず考え,それでも不十分ならば「大教科制」を採ったり,「総合的な学習の時間」の内容を一部「教科」に組み込んだりする。さらに,小学校6年間の教育課程を,4年までは必修のみとするが,次の2年間は選択が入るとともに,中学校はその小学校高学年の2年と同じ編成原理とし,高校は必修を副,選択を主とする教科編成を取る。
- 日本教科教育学会の論文
- 2004-12-30
著者
関連論文
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