高等学校における調理指導に関する一考察 : 母親と子どもの調理に対する意識の比較
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
前報で,高等学校の調理学習においては,学校と家庭との一層の連携で調理学習を推進することが大切である。ということが把握された。このことは家庭の母親との関係が深いと考えられる。そこで今回前報で調査した高校2年生の母親を対象に行った家庭での食生活の実態,学校での調理の授業後における生徒の意識及び学習による成果さらに家庭における食文化の観点から家庭調理の実態について検討し,今後の調理学習に役立つ指導法について何らかの示唆を得たいと考え本研究を行った。その結果は次の通りである。今回の調査を通して,高等学校における調理学習においては,家庭における母親の積極的な指導と学校の調理学習においては母親との連携で推進すること,また家庭調理の大切さは学校の調理学習においても指導する必要があるということが把握された。
- 日本教科教育学会の論文
- 1996-12-25
著者
関連論文
- 全国調査にみる家庭の仕事に関する児童・生徒の生活意識と実態 : 関東地区と全国との比較分析
- 高等学校家庭科ホームプロジェクトに対する課題 : 家庭科主任の意識を通して
- 高等学校における調理指導に関する一考察 : 母親と子どもの調理に対する意識の比較
- 食生活指導による高校女生徒の意識変化
- 高等学校家庭科ホームプロジェクトに対する意識(第3報) : 教員養成大学学生の意識
- 高等学校家庭科ホームプロジェクトに対する意識(第2報) : 全国高等学校家庭科主任の意識
- 高等学校家庭科ホームプロジェクトに対する意識(第1報) : 「全国高等学校家庭クラブ研究発表大会」における発表者の意識