情報セキュリティ施策における有効性評価についての一考察
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概要
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近年、情報セキュリティ問題は過去に例を見ない程クローズアップされ、情報セキュリティに関するインシデントの発生、新たな脅威の警鐘といったものが我々の社会、組織、日常生活へ深く入り込んで来る様になって来た。それとともに、情報セキュリティに対する技術的な施策も進められて来ている。また、技術的なセキュリティ対策だけではなく、ISMS に代表されるマネジメントシステムの導入、情報セキュリティ教育も進められている。しかし、その振り返り、評価というものが進め方を含め重要視されない、行われていないため、施策の実施自体が最終目的化していないだろうか。本論文では情報セキュリティにおける施策に対する評価に焦点を当て、「比較可能で再現可能な結果を生み出し」、情報資産のセキュリティを担保するために最適な評価を行なうための考察を行なって行く。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2010-02-25
著者
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