設定パラメータの依存解析によるシステム運用管理支援機構(NW管理)

概要

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情報通信システムの運用管理では、可用性の高いサービス提供を実現するため、管理者は、サーバの処理負荷に応じて、稼働サーバの台数を増減させている。このようなシステムは、システム構成が頻繁に変更するため、設定管理の作業負担が大きい。従来の設定管理では、設計構築時に、システム設計者が、各ソフトウェアの設定パラメータを適切に入力した設定パラメータリスト(設定テンプレート)を作成し、運用保守時に、管理者が、設定テンプレートを参照して各ソフトウェアの設定を行う。しかし、システム構成に応じて修正すべき設定パラメータが異なるため、システム設計者は、設定テンプレートの作成が困難であった。そこで、本論文では、設定テンプレート生成時に、システム設計者に、設定パラメータのどの箇所に依存があるかという修正情報を提示する機構を提案する。本機構の特徴は、直交表を用いて限定したシステム構成の設定テンプレートを用意し、これらの設定テンプレートからシステム構成に応じて修正すべき設定パラメータを解析することである。Web三層システムでの実験を通じて、システム構成と設定パラメータとの依存関係を漏れなく解析できたことを示す。
2010-03-04

設定パラメータの依存解析によるシステム運用管理支援機構(NW管理)

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