適応予測制御を用いた薬剤投与支援システムの検討
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概要
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麻酔科医の不足が深刻となり,緊急手術を行えない事態も起きている.本研究では,適応予測制御方式を用いて,薬剤投与作業を支援するシステムの有効性を検討した.このシステムでは,制御画面上に提示される,数段階先の血圧の予測応答と最適な薬剤入力量をモニタリングしながら,作業者自身が最終判断を行う.被験者を用いた評価実験により,特に,出血等の突発的な事態に対し,コンピュータ支援システムの有効性が示唆された.また,人間とコンピュータ支援の協調作業により,一定の治療効果を得ることが期待できる.今後,作業者の認知特性を考慮しながら,緊急時の警告や複数薬剤投与への対応等を考慮したシステムに発展させることが重要となる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2010-03-02
著者
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