アンテナアレーSC/FDMA方式におけるDFT領域判定帰還MMSE受信機

元データ 2009-12-01

概要

SC/FDMA方式は次世代移動体通信方式LTE(Long Term Evolution)の上り回線への適用を考え,開発が進められている.本方式はPAPRが低く,マルチパス環境下においてマルチユーザ干渉を生じない優れた方式である一方,自局ブロック内で符号間干渉(ISI)が生じるという欠点があり,それを抑圧することが主要な課題となっている.そこで本論文では,符号間干渉を抑圧し性能を向上させることを目的に,受信基地局にアンテナアレーを導入した際のDFT領域判定帰還MMSE受信機の構成を提案する.判定帰還を導入する際,通信路の推定精度が低いと判定誤りを生じ特性を改悪する可能性があり,推定に必要なパイロットシンボル数を定量的に求めることが重要である.そこで,通信路が既知の場合だけでなく,パイロット支援通信路推定を行う場合について計算機シミュレーションを行い,BER特性により性能を評価し,その有効性と所要パイロットシンボル数を明らかにする.

著者

大竹 孝平 法政大学工学部
市川 剛士 法政大学工学部
福本 雅樹 法政大学工学部
市川 剛士 東京都警察情報通信部

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