14020 繋げるカベ : 羽田地区おける木造住宅密集市街地再開発手法の提案(コミュニティ(領域),建築デザイン)

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概要

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近年、木造住宅密集市街地において、災害の危険性が大きな社会問題となっている。それは地震大国日本において耐震性が不十分な昔ながらの木造住宅が現在もなお密集した市街地で使用され続けてるからである。さらに、さらにこれらが建設されている地域は住宅が過密状態となっているため、住環境の悪さも危惧されている。しかし、これらの地域にはには新興住宅地では見られない、濃密な地域コミュニティが存在し、路地に息づくコミュニティの力は災害時において被害を軽減する働きもあると考えられる。一方、従来の再開発の方法では外部に対し、極度に閉鎖的に造られ満足な住空間を創出できていないのが現状である。そこで、本計画は耐震補強を兼ねた住環境の改善とコミュニティの保存を目的とし、これからの再開発の手法としてのアーキタイプの一つを提案する。
社団法人日本建築学会の論文
2009-07-20

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