ドメイン特化型言語のためのビジュアルエディタの定式化
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概要
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本発表では,GUI を用いた言語指向エディタに対する定式化手法を提案する.本研究で主に対象とする言語は,特定の分野で使われることに目的を特化した 「ドメイン特化型言語」 である.ドメイン特化型言語の利用者は,プログラミングの知識を持っているとは限らない.そこで,ここでのエディタは,利用者から見れば通常の GUI アプリケーションとしてとらえられるものを想定する.典型例としてウィザード形式による GUI エディタがあげられるが,このような単純なものであっても,開発には言語仕様を満たすための緻密性が要求され,定式化や自動生成による開発コスト削減,保守性の向上が望まれる.従来,汎用言語の言語指向エディタの研究として,古くからインクリメンタル構文解析,属性評価などの研究があるが,本研究では,利用者はエディタでプログラムテキストを編集するのではなく,直接抽象構文木を編集するという視点をとる.著者らは先行研究として,この考え方に基づくエディタの自動生成手法について発表したが,本研究では,エディタによるプログラムの編集操作に対する意味的な定式化をより詳細に行った.さらに,この定式化に対応したエディタの編集操作に必要となるビジュアルエディタのコンポーネントに対する要件を明らかにした.本発表では,以上で述べた定式化に基づきエディタのコンポーネントの典型例を実装したので,実際に作成したエディタの例とともに示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2009-08-28
著者
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佐々木 晃
法政大学情報科学部
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市川 寛
法政大学情報科学部
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田沼 英樹
東京工業大学大学院総合理工学研究科
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田沼 英樹
東京工業大学 精密工学研究所
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田沼 英樹
東京工業大学大学院:(現)東京工業大学総合理工学研究科
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