日本企業の次世代リーダー育成プログラムについての研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年の各種調査で明らかなように,複雑な経営環境の下で日本企業の最重要課題の一つとされているのが経営リーダー人材の不足である。その処方箋として期待されているのが,「次世代リーダー育成プログラム」である。日本企業はこれまで明示的な選抜制度を避けていたこともあり,日本の大企業において計画的・体系的な次世代リーダー育成プログラムが本格的に始められたのは2000年前後からであった。このように歴史が浅い上に,プログラム内容を外部に公開していない企業が多く,その具体的内容・方法に関する包括的な研究は進んでいなかった。本研究は,日本企業における次世代リーダー育成について事例研究を積み重ねることにより,その枠組みと研修の具体的内容や実施方法などの実態を明らかにすると共に,課題と効用について考察する。
- 2010-09-07
著者
関連論文
- 「学習する組織」実践のためのコーポレートユニバーシティ : 自律的学習を促すメカニズムを構築している中小企業の事例
- 日本企業の次世代リーダー育成プログラムについての研究
- 企業における自律型人材育成プラットフォームの構築に関する一考察