釜山駅を中心とした公共サインシステムの現状 : 専門家の視点と関わり方に関する問題点
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概要
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本研究の目的は,釜山駅の公共サインデザインの現況を調査分析することにより,現在設置されている釜山駅内の案内サインの現状を把握し,今後の駅の案内サインづくりにあたっての指針を提案するものである。現状の案内対象についてヒアリング調査から得られた結果をまとめ,公共サインシステムの現状況の問題点を分析した。また,その結果を整理し,専門家の視点に立ち,利用者に及ぼす影響に関する調査を行った。その結果,既存の公共サインには都市計画とは関係なく,サインそのものが混乱し,調和されておらず,案内や誘導の役割を担う情報の不足が見られた。また,公共サインにおける情報伝達機能もうまく行われてない状態で全般的に改善を要求されている等の問題点があることが分かった。この結果から,公共サインシステムの例として釜山駅の都市景観の要素を位置づけ,現在設置している公共サイン物を調査分析し,その利用者,サイン業者,デザイナーにとって望ましい公共サインのあり方を考察した。
- 2010-07-31
著者
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