大学における視覚デザイン系教育カリキュラムの現状
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概要
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本研究は, マルチメディアデザインの普及と最近の情報時代におけるデザイン教育のカリキュラムの現状をとらえようとするもので, 現在各大学で行われているデザイン教育のカリキュラムを分析した。3カ国の4年制大学101校183学科と、2年制短大29校46学科の視覚デザイン系列の専攻カリキュラムを分析し、4年制大学で4794、2年制短大で1233の教科目を抽出した。分析の結果, 1)韓国と米国の場合は, 実技を中心とした教育が, 日本は理論を中心としたデザイン教育が行われている。2)3カ国共通して, マルチメディアとCGに関する教科目に関心が寄せられている。まだ, 現在のCGによるデザイン教科は, 2, 3年を中心に新しい道具としてコンピュータが多く利用されていることが明らかになった。
- 日本デザイン学会の論文
- 2005-11-30
著者
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