排水トラップ中の水の動特性 : 第1報-基礎実験およびパラメータ同定
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
法規によれば,「排水トラップ中の封水深さは5cm以上10cm以下とし,通気管については,排水トラップの封水部に加わる排水管内の圧力と大気圧との差が水柱25mmを超えない構造とすること」となっているが,実際の排水トラップ中の破水現象は,このように静的に割り切れるものではなく,水柱の振動系に外力(負圧)が印加された場合の非定常現象として考察する必要がある.筆者らは,上記の観点から排水トラップ中の水の運動を動的に解析するための基礎実験を行い,またコンピュータによるシミュレーションを行った.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1977-02-25
著者
関連論文
- 地下鉄トンネル内の列車風の挙動 (地下鉄のトンネルと駅部の換気・冷房)
- トンネル内列車風の動特性 : 第2報-パラメータの同定
- トンネル内列車風の動特性 : 第1報-単線模型トンネルの基礎実験
- 排水トラップ中の封水挙動の線形的取扱い : 第2報,インパルス応答の解析とトラップの性能
- 排水トラップ中の封水挙動の線形的取扱い : 第1報,封水振動系の線形化
- やさしい動的現象の考え方-6-熱と流体について-6-周波数応答
- やさしい動的現象の考え方-4-熱と流体について-4-2次遅れ要素(講座)
- "車両トンネルの空気力学と換気"に関する第5回国際シンポジウムに参加して
- やさしい動的現象の考え方-3-熱と流体について-3-各種1次遅れ要素の例と相互関係(講座)
- やさしい動的現象の考え方-5-熱と流体について-5-むだ時間要素と高次遅れ要素(講座)
- やさしい動的現象の考え方-2-熱と流体について-2-一次遅れ要素の過渡応答計算法(講座)
- やさしい動的現象の考え方-1-熱と流体について-1-動的現象の基礎実験(講座)
- 排水トラップ中の水の動的挙動の解析
- 排水トラップの特性パラメータに及ぼす入力負圧の影響および入力負圧と最終水位の関係
- 排水トラップ中の水の動特性 : 第2報-封水挙動の観察
- 地下鉄列車風の浅水槽模型による可視化(第1報) : 駅部における列車風緩和対策
- 排水トラップ中の水の動特性 : 第1報-基礎実験およびパラメータ同定
- 能率のよい蓄熱水そうの設計に関する二,三の考察
- A-17 排水トラップ中の水の運動解析 : 第2報 流れの可視化による観察
- B-39 地下鉄駅の空調負荷計算に関する研究 : 第1報 列車風の基礎実験