屈折管内の流れに関する研究 : 第4報-低レイノルズ数における流れ

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概要

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本報においては,流れは層流でも前報までに報告した場合よりレイノルズ数がさらに低い場合における異なる屈折角度と断面積比を有する屈折管路内の流れに対する研究結果が報告される.すなわち,まず流れの一般的性質を知るため,二次元の仮定の下にNavier-Stokesの方程式を差分近似することにより,流れ関数,渦度および速度分布を求めた結果が述べられる.つぎに,長方形断面を有する実際の屈折管路により,流動様相が詳細に観察された結果が報告される.さらに,数値計算結果と実験結果が比較され,レイノルズ数が十分低ければ,両者の結果がほぼ一致することなどが示される.
社団法人空気調和・衛生工学会の論文
1979-06-25

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