I-001 寸法不変な特徴量を用いた帳票レイアウト解析(I分野:画像認識・メディア理解)
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概要
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帳票画像の文字認識においては、枠検出により認識対象領域の位置を特定する必要がある。その際には紙面上の固定座標を用いる場合が多い。しかし、給与支払報告書など一部の一般帳票については枠の寸法が厳密に定義されていないため、固定座標による枠検出は困難である。本稿では、枠の構造的な特徴量に基づいたテンプレートマッチングを行い、枠を検出する手法を提案する。本手法により、寸法の変動に対して頑健な枠検出が可能である。実験では給与支払報告書200枚の90%から正しく枠を検出できた。
- 2005-08-22
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